「サウナではげる」という話を、聞いたことがある人は多いでしょう。
サウナと聞くと、血行がよくなったりして何となく髪の毛には良さそうなイメージあります。
しかし、間違った入り方のサウナではげる可能性は、じゅうぶんにありえるでしょう。
今回は、
- サウナではげる理由
- サウナの正しい入り方
について、詳しく解説します。
なぜ、サウナではげるのか? やめたほうがよい?
なぜ、サウナではげると考えられるのか、まずはその理由を知っておきましょう。
大きく分けると、3つの原因が考えられます。
- 高熱で大ダメージを受ける
- 皮脂が出すぎる
- 脱水症状ぎみになる
一つひとつ、チェックしてみましょう。
髪の毛に高熱で大ダメージ
サウナではげる最大の原因は、髪の毛に対して、高熱が加わる点が挙げられます。
髪の毛は、ドライヤーの熱にも注意しないといけないくらい、高熱に弱い部分です。
一般的に髪の毛は、70度から90度の熱を浴びると、損傷すると言われています。
しかしサウナは80度から90度ほどの高温環境。
さらに水濡れしている場合は熱の影響を受けやすく、サウナによって大きなダメージが加わります。
皮脂が出すぎる
サウナではげる原因としては、「皮脂が出すぎる」という部分もあります。
サウナに入れば、大量の汗と一緒に、皮脂が出てきます。
しかし皮脂をそのままにしておくと、雑菌の温床になってしまう、はげや薄毛につながるというわけです。
脱水症状ぎみになる
さらに、脱水症状ぎみになるという問題も。
脱水症状になると、血液がドロドロとなり、髪の毛へ栄養を運べなくなります。
じょうず入れば、サウナで育毛できる?
と言うように、サウナに入るとはげると言える理由は、さまざま挙げられます。
しかし、サウナに入ったからといって、かならずはげるわけではありません。
むしろ、
- 血行がよくなる
- 皮脂を取り除ける
- 自律神経の安定
といった効果により、育毛効果すら期待できます。
ただし、これはあくまでも「はげないサウナの入り方」を実践していた場合です。
間違った入り方をしていると、先ほど触れたようにサウナがはげの原因となってしまいます。
はげないサウナの入り方
はげるよりも、育毛を促進するために、「はげないサウナの入り方」を実践しましょう。
といっても、むずかしいことではありません。
以下のようなポイントをおさえておけば、サウナではげる現象を避けることが可能です。
- タオルを頭に巻いて、高熱から髪の毛を守る
- サウナに入る時間は、10分から20分程度にしておく
- あまり熱源の近くに行かない
- サウナから上がったら、しっかりと体を洗い、皮脂などを洗い落とす
- サウナから上がったら、たっぷりと水分補給する
サウナではげる原因をまとめると、
- 高熱
- 皮脂の洗いのこし
- 水分不足
の3つとなります。
しかし上記の方法で、3つともすべてカバーすることが可能です。
ここまで準備しておけば、サウナではげることは、まずないでしょう。
むしろ血行改善や自律神経の安定がもたらされて、育毛の効果だけを得ることが可能です。
まとめ:サウナを上手に使って、はげないようにしよう
健康的なイメージが感じられるサウナですが、髪の毛にとってははげの原因になり得ます。
冷静に考えれば、あんな暑い部屋でじっと耐えることには、リスクはあって当然ですよね。
ただしサウナも悪いものではないので、入り方を工夫して、じょうずに活用することが大切です。
ただ、サウナに入ったからといって、劇的にはげが改善するわけでもありません。
きちんとはげと向き合うなら、アデランスのようなヘアケアサロンで、しっかりと対策することが重要だと言えるでしょう。
もし「本当にはげを直したい」と考えているなら、プロの手を借りるというのも一つの方法です。