このサイトを運営しようと思ったきっかけ
こんにちは、久しぶりのむね緒です。
いつも、サイトをご覧いただいてありがとうございます。
また、「増毛をして良かった。」と嬉しい体験談をお寄せくださる方にも感謝しています。
その中で、このサイトを運営するきっかけを聞かれることが多いので、今日はそれをお話しします。
薄毛に悩む優しい兄のために。
私には3つ上の兄がいます。
小さい頃から私には優しくて、いじめられたり泣かされたこともありませんでした。
小学生の頃は、よく一緒に遊んでいましたが、中学生になるころには、兄とは少し距離ができました。
高校に通うようになると、お互い塾や部活などで時間が合わなくなって、ますます一緒に過ごす時間が少なくなって。
そのまま兄は大学進学で上京してしまい、年に1、2度帰省してきたときしか会えなくなりました。
両親も私も、兄が帰省するのが楽しみでした。
たまに会う兄は、相変わらず優しくて帰省のたびに家族への手土産も忘れません。
そんな家族思いの兄ですが、大学卒業して就職も東京で決まってしまったので、一人暮らしを続けることになりました。
私は、地元の美容学校を出てから就職のため、兄を頼って上京しました。
このころから、また兄との距離が近くなったのですが兄の人知れない悩みに気付くのでした。
美容師としてアドバイスするも・・・
ある夜、兄と久しぶりに食事をしているとき兄が薄毛に悩んでいることを知りました。
私から見れば、少し毛量が少ないかなと思う程度で「薄毛」と言うほどではないように思いました。
でも兄にしてみると、既に就活中から気になっていたのだと言います。
私が美容師になったことで、人それぞれ似合うヘアスタイルがあるという話題からこのような兄の悩みを聞き出すことができたのです。
兄の気になる部分をカバーできるような、カットやブローの仕方、普段のお手入れ方法をアドバイスしました。
育毛剤や育毛シャンプーも色々ためしているようでした。
私も業界で話題のシャンプーがあれば、すすめたりしていました。
それから数か月たったころ、兄がとても元気のない様子なので聞いてみると、お付き合いしていた女性とうまくいかなくなって悩んでいると話してくれました。
兄はそのことを「薄毛」のせいだと言うのです。
「その人、お兄の良さをわかってないだけだよ!」
私がいくら言っても兄の悩みは晴れそうもありませんでした。
兄の悩みの根本を考えてみて
兄は、私が知らない随分前から「薄毛」に悩んでいて、好きな女性ができても「薄毛」のせいでうまく行かないと思い込んでいます。
私からすれば、小さい頃から成績優秀で家族思いの優しい兄が「そんなこと」くらいで女性からの評価が下がるなんて思えません。
めちゃめちゃイケメンじゃないけど、普通にルックスも悪くないし、私から見れば「そんなこと」をカバーできるだけのものを持った兄だと思っています。
しかし、兄の心の中には「そんなこと」では済まない「重大な悩み」だったのです。
それから兄は、彼女も作らず自分には全く自信がないように見えました。
日に日に落ち込んでいくようです。
私には話していないような、ショッキングな出来事があったのかも知れません。
「そんなこと」と思っていた私は、兄の深い悩みについて考えてみました。
また以前のように明るい兄に戻って、自信を取り戻してほしいと思っていたのです。
増毛で本来の兄を取り戻したかった
ある日私は、美容関係のセミナー後の異業種交流会で大手増毛サロンの店長をしている方と出会いました。
とても感じの良い女性で、「この人なら男性も悩みを正直に話せるだろうなあ。」と思いました。
なんだか包み込むようなオーラを持った方だったのです。
私は兄のことを話しました。
増毛までするべきなのか、聞いてみると店長さんが優しく答えてくれました。
「拝見してみないと分かりませんが、たいていの方はまず頭皮のクレンジングをしてみて髪質など確認してから今後どんなケアをしていくか決めていきます。」とのこと。
カウンセリングの結果、増毛まで必要ない人も少なくないそうです。
まずはプロに診てもらうことが、近道なように感じました。
美容師の私から見れば、兄の髪はそんなに悩むほどには感じません。
兄が何か思い込みをしているのかも知れません。
その店長さんが、あまりに良い方だったので、兄の住むところからは少し離れていましたが、そのサロンを教えてもらいました。
兄にすごく感じのいい店長さんに出会ったことを伝え、サロンに行ってみてはどうかと提案しました。
兄はあまり気乗りはしていないようでしたが、私の熱心なすすめに折れてくれました。
サロンに行ってみて、専門の人に相談することを決意をしたようです。
育毛サロンで悩みを話した兄
兄は、意を決してサロンへ行ったのですが、その結果はというと。。。
思っていたより、かなり良かったようです。
何が良かったのか聞いたところ、「自分の悩みを包み隠さず話せたことで、憂鬱な気分が晴れた。」と言うのです。
身内の私がいくら兄の悩みを聞いて、励ましてもダメなんですよね。
専門家の説得力のある前向きな意見が、兄の悩みを少し小さくしてくれたのだと思いました。
それ以降兄は、サロンに通うごとに日に日に表情が変わっていきました。
昔のいつもニコニコしている穏やかな兄が戻ってきたのです。
だから私はサロンをおすすめしています。
いかがでしたか。
私が、薄毛に悩む人にまずサロンに行ってほしいと思うのには、こんな体験があったからなんです。
人は誰でもコンプレックスを持っています。
何も悩みのない人なんていないと思うのです。
でも、誰にも理解されない悩みほど、全く面識のない専門家が解決してくれるってことあるのではないでしょうか。
1日も早く、あなたにも気持ちが楽になってほしいです。