こんにちは、タチバナです。
「髭が濃い人は、将来的に髪の毛が薄毛になる」と思っている人は多いでしょう。
もしそうだったら、髭が濃い場合、髪の毛の将来的なことを心配するはずです。
本記事では、
- 髪が濃い人の髪の毛は、将来的に薄毛になるのか
- 体毛が濃い場合は、薄毛になりやすいのか?
といった点について解説します。
本記事を読めば、髭と髪の毛の関係が理解できて、不安な気持ちも一掃されるはずです。
ぜひ、参考にしてください。
髭が濃い人の髪の毛は、薄毛になりやすい?
結論から言うと、髭が濃いからといって、髪の毛が薄毛になるとは断言できません。
「髭が濃い人は、確実に薄毛になる」なんてデータはひとつもなく、これはいわゆる都市伝説レベルの話です。
よくよく考えて欲しいのですが、「髪の毛も髭も多い人」は、いくらでもいます。
たとえば、千葉ロッテマリーンズで活躍する投手である石川歩投手を、週刊ベースボールオンラインにて見てみましょう。
彼はみてのとおり髭が濃いのですが、どうみても髪の毛もフサフサです。
もし髪が濃い人の髪の毛が薄毛になるなら、彼のような人が当たり前にいることの説明がつきません。
だから、「髪が濃い人の髪の毛は、将来薄毛になる」とは限らないのです。
ちなみに筆者も、「髭が濃い人の髪の毛は薄毛になりやすい」という都市伝説には当てはまっていません。
筆者はほとんどヒゲが生えないのですが、髪の毛だけはちゃんと薄毛になります(笑)
今は食生活や睡眠時間を見直し、アデランスに行ってなんとか保っている状態です。
しかし放っておけば、髭が濃いどころかほとんど生えないにもかかわらず、わかりやすい薄毛になっていたことでしょう。
髭が濃いからといって、将来的に薄毛になるんだと悲観する必要はありません。
いっぽうで「自分は髭が薄いから、まあ髪の毛は大丈夫でしょ」と、油断するのもNGです。
ただし髪の毛の薄毛と髭が濃いことは、無関係ではない!
とはいえ、髪の毛の薄毛と髭が濃いことは、まったく無関係ではありません。
なぜなら、両方とも同じ男性ホルモンによって作用しているからです。
人間の体には、ジヒドロテストステロンという男性ホルモンがあります。
これは、頭(特につむじ周辺)に対して、薄毛を促進してしまうはたらきがあるのです。
しかし人間の体とはおもしろいもので、ジヒドロテストステロンがあご周りへ作用した場合、逆に髭を成長させます。
だから、髪の毛の薄毛と髭が濃いこと、まったく無関係ではありません。
あまり心配する必要はありませんが、その傾向を感じるなら、ヘアケアなどに乗り出すことも必要となるでしょう。
髪の毛が抜けて、髭だけは濃くなっていく理由
ちなみに髪の毛が抜けて薄毛になる一方、髭だけは濃くなっていくというケースもあります。
これは、
- 髭が「性毛」である
- 髪は「無性毛」である
ということで説明できるでしょう。
髭は、男性ホルモンの増加による影響をものすごく強く受け、薄い・濃いが決まります。
一方で髪は、男性ホルモンの増加に影響を受けるとはいえ、髭ほど顕著には受けません。
よって髪は髭ほど伸びず、髭だけ濃くなっていくこともある、というわけです。
まとめ:髭が濃いからといって、薄毛になるとは限らない
髭が濃いからといって、将来的に髪の毛が薄毛になると決まったわけではありません。
もしそうなら、髭も髪の毛も多い人がいることと矛盾しますよね。
似たような話で、体毛が濃いからかならずハゲる、なんてこともありません。
ただし、薄毛になる可能性は、誰にでもあるものです。
髭とは無関係に髪の毛の薄毛が心配なら、何かしらのケアが必要となるでしょう。