オーストラリアへ行くことになって
20代のころ、髪の毛が気になってどうしようもなくなり
サロンに通って解決しよう！と心に誓っていた私ですが、
そんなタイミングでオーストラリアに行くことになりました。
ずっと海外に憧れを抱いていて、いつか海外へと思いながら
アルバイトを掛け持ちしてお金を貯めていました。
アルバイトでサロン代と渡航代を工面しました。
サロン代を支払って、残りのお金を持ってオーストラリアに行くことに。
サロンに通う周期が気になった
サロンに通っていたので、オーストラリアに行っている間
期間が開いてしまうことが心配でした。
せっかく少し髪がいい感じになってきていたので、
もとに戻りたくなかったから。
サロンの人に相談したら、私のような人に合った
長期プランを提案してくれていたので問題ないということでした。
私の気持ちは、すっかり海を渡っていました。
1年間のブランクも心配なく
ワーキングビザを取得して1年の予定で渡航しました。
もちろんサロンで購入したシャンプーやトリートメント、
育毛剤のセット数ヶ月分もまとめて持っていきました。
だいぶかさばりますが、私にとってはパスポートと同じくらい重要です。
ホームステイ先やシェアハウスでも、サロンで教わったように丁寧に
シャンプーをしてマッサージをしました。
途端にそこが日本になったことを覚えています。
難点だったのは、向こうのシャワーの水圧が弱かったことです。
よく洗いよくすすぎたかったのですが、
限られた水量でどうにか工夫しながら毎日洗っていました。
必然とシャワー時間が延びるので、
同居人のオージーには、「water crisis！」と何度も言われました。
水を大切に使って欲しいとの呼びかけなのですが、
私にとっては髪は神なので、まさに板ばさみ状態でしたよ。
とにかく洗髪の時間短縮に苦労しました。
どこにいても髪の毛を気にする自分がいました。
そのころの私にはすでに、そんな習慣がついていたのです。
こんなに環境が揃わないところでさえです。
サロンに通うことで、今まで面倒に思えたことが面倒じゃなくなる。
しっかり自分でケアできるようになったのです。