こんにちは、タチバナです!
時々、「雨を浴びるとハゲる」といった不安を抱えている人が見かけられます。
あらゆる原因で「ハゲになるのでは?」と推測されていますが、雨も例外ではありません。
というよりも雨を浴びるのは日常生活で普通に考えられることなので、噂が事実であればたいへんです。
この機会に、「雨でハゲる」のは事実なのか、はっきりさせておきましょう。
雨を浴びてハゲるわけではない
結論から言えば、雨を浴びることが直接にハゲる原因にはなりません。
もし雨を浴びた”だけ”でハゲるのであれば、2日に1回以上雨が降るアメリカ・シアトル州は、ハゲの人だかけになっているはずです。
10日あれば8日は雨が降るオーストラリアのマッコーリー島は、もっとハゲの人だらけになっていないとおかしいですよね。
しかし、シアトルにもマッコーリー島がそんなふうになっている根拠はありません。
そもそも、人は髪の毛を水で洗うし、シャンプーしたりもします。
そんな中、雨だけが極端にハゲを進行させるというのは不自然です。
心配しなくても、雨を浴びたからといっていきなりハゲたりしません。
なら、”酸性雨”ではハゲる?
「普通の雨ではなく、酸性雨ならハゲるのでは?」と思っている人もいるでしょう。
しかし、酸性雨でもハゲることはあり得ません。
酸性雨における酸性の強さは、いわゆる「弱酸性」です。
そして、人間の皮膚自体も「弱酸性」の環境下にあります。
当然ながら、弱酸性のところに弱酸性の水がかかったとして、問題は起こらないと考えられるわけですね。
雨で頭皮の環境は悪くなる
雨に降られたからといって、突然ハゲるはずありません。
しかし、雨に降られたことで頭皮の環境が悪くなる程度のことは考えられます。
頭皮環境が悪くなると、将来的には悪影響を及ぼすかもしれません。
雑菌が湧く
雨で髪の毛が濡れてしまうと、雑菌は増えやすくなります。
要は高温多湿な、ジメっとした環境になるわけですね。
これを放置していると、痒みや抜け毛の原因となってしまいます。
汚れが付着する
また、雨が吸い込んだ待機中の汚れが付着することもあります。
大気中には、見えないホコリやチリ、有害物質がただよっているのは想像がつくでしょう。
これが毛穴に詰まったりすると、匂いや皮脂詰まりの原因となるケースもあります。
体温が下がる
雨を浴びると、主に頭皮周りの体温が下がってしまいます。
すると、血の巡りが悪くなってしまうわけですね。
血の巡りが悪くなると、髪の毛に栄養をうまく運べず、抜け毛や薄毛を引き起こすかもしれません。
髪を守るための雨対策
雨が降ったとき、「ハゲる!逃げろ!」などと怯える必要はありません。
ただ、少しでも髪の毛を大切にしたいなら、ある程度の雨対策は必要です。
その日のうちにシャンプー
- 振り始めの雨だけは浴びないようにする
- 濡れたままにしない
といった工夫は必要だと言えるでしょう。
まとめ
冷静になれば、雨が降ったからといって、突然ハゲるわけはありません。
だったらシャンプーの時点でもっとハゲていなければ、辻褄が合わないわけです。
ただし、雨を浴びることが、遠回しにハゲの原因になる可能性あります。
雨を浴びないようには工夫して、最悪でも浴びたらきちんとケアしましょう。
ただ、「雨を降ったらハゲるのでは?」と考えているなら、髪の毛には相当な心配があるはずです。
いったんアデランスのようなヘアサロンへ行って、疑問や不安をスッキリ解決してはいかがでしょうか?
別にカツラや植毛サービスを購入しなくても、シャンプーしてカウンセリングしてもらうだけのコースもあります。