こんにちは、タチバナです。
今回も抜け毛に関する話題をお届けします。
「髪の毛を引っ張ると、すぐに抜ける……」というような経験をしたことはないでしょうか?
筆者もかつては、
- 髪の毛を引っ張る
- 髪の毛が抜けているのを確認する
- 絶望する
という意味不明なルーティンを繰り返していたことがありました。
それくらい「ヤバいかも?」と思ってしまうんですよね。
本記事では「髪の毛を引っ張ると、抜ける」ということについて、詳しく掘り下げていきます。
髪の毛を引っ張ると抜けるのは、マズいこと?
「抜く力の強さ」にもよりますが、少量なら問題ありません。
人間の髪の毛は、強い力で引っ張ると抜けるような構造になっています。
少し引っ張ったときに髪の毛が抜けるのは、当たり前に起こることです。
そもそも髪の毛は、1日に100本程度、自然と抜けるようになっています。
つまり「抜けよう」としている髪の毛もあり、それを引っ張れば当然抜けます。
ただし、以下のようなケースでは、さすがに注意しないといけません。
- 手ぐしをするだけで、何本も抜ける
- ごくごく弱い力で引っ張っただけでも抜ける
ということがあれば、さすがに「自然と抜けている」とは考えづらくなってきます。
老化が始まっていて、薄毛になり始めているとか、著しく頭皮の状態を悪くしている、というような可能性があります。
もし同じような状態になっているのであれば、すぐにでも対策したいところです。
「髪の毛を引っ張ると抜けるか?」ということを確かめることについて
抜け毛のことを心配するあまり、「何度も髪の毛を引っ張ってチェックする」という人がいます。
心配になる気持ちはわかるのですが、できればいますぐやめてください。
なぜならその行為自体が、薄毛を進行させてしまうからです。
髪の毛を無理やりに引っ張ると、頭皮には大きなダメージが加わります。
せっかくキレイな状態で毛根が保たれているのに、引っ張ることで破壊されてしまったり、恐ろしいことが起こっています。
また、毛根にある髪の毛の再生能力は、無限ではありません。
ひとつの毛根から髪の毛を生やせる回数は、限りがあるのです。
つまり抜けば抜くほど回数を消費して、「毛根が役目を終えるとき」が前倒しになってしまうという分けです。
ちなみに自分で髪の毛を抜いて薄毛が異常進行する事は、「牽引性脱毛症」と呼ばれ、立派な病気のひとつです。
放っておいていい抜け毛かどうか、チェックしよう
より詳しく自分の状況を知りたい人のために、いくつかのチェックリストを用意しました。
以下の項目に当てはまるようであれば、なんらかの対策を取るのがおすすめです。
- ごく小さな力で引っ張っただけで抜ける
- 手ぐしを通しただけで、何本も抜ける
- 髪の毛が抜けるとき、頭皮に痛みを感じない
- 1日に100本以上は抜けていると推測できる
- タオルドライしたとき、髪の毛が大量に抜けている
- 抜けた髪の毛が細く短い(栄養が巡っていない)
- 毛根が黒く、痩せてしまっている(毛根が黒いのは栄養不足の証拠)
- つむじや分け目が薄く、頭皮が透けてしまっている
いくつも該当するようであれば、かなり注意が必要です。
すぐに何かしらの対策を取るようにしましょう。
まとめ
髪の毛を引っ張ると抜ける、というのは、基本的には問題がある現象ではありません。
そもそも人間の髪の毛は、役目を終えれば抜けるようにできています。
でなければ新しい髪の毛が生えてこない、というわけです。
しかし、あまりにも簡単に抜ける、大量に抜けるということが起こっている場合は注意。
早く対応しないと、将来になって後悔することになるかもしれません。
もし心配であれば、アデランスのようなヘアサロンに相談することをお勧めします。