こんにちは、タチバナです。
「漢方は、薄毛を治す効果がある」という話を、聞いたことはありません。
しかし、体によいことはわかっているけど、イマイチよくわからない「漢方」です。
結局、漢方が薄毛に効果的か、ピンとこないですよね。
結論から言うと、漢方に薄毛を改善する効果はあると考えられます。。
今回はその理由や、漢方の選び方について解説するので、参考にしてください。
漢方は、薄毛を治す効果があると言えるのはなぜ?
なぜ漢方に薄毛を治す効果があるかというと、
- 血行不全
- 栄養の不足
- ホルモンバランスの乱れ
などの改善が見込めるからです。
髪の毛の成長には、当然ながら栄養が要ります。
この栄養は、血行をとおして髪の毛へ運ばれるわけです。
しかし血行が悪くなると、栄養は髪の毛に届きません。
また、そもそも栄養が不足しているということもあるでしょう。
さらにホルモンバランスの乱れ(ジヒドロテストステロンの増加)によって、薄毛が進行することもあります。
しかし漢方は、きちんと種類を選べば、
- 血行の改善
- 栄養の補給
- ホルモンバランスの調整
といった効果を期待できるのです。
ただし、漢方を飲んだからといって、劇的に薄毛が改善する効果を得られるとは言えません。もしそれで薄毛が完全に改善されるなら、みんな漢方を飲んでいます。
つまり、「漢方だけ」に頼って薄毛を改善するのは、少し無理があると言えるでしょう。
漢方で薄毛を改善するなら、「タイプに合わせる」のが効果的!
漢方で薄毛を改善するなら、「薄毛のタイプ」に合わせるのが効果的です。
タイプに合わせて、「狙って原因を改善しよう」というわけですね。
薄毛のタイプは、
- 年齢経過や老化
- 脂症
- 髪が細い
という3つに大別できます。
それぞれ何の漢方がよいか解説するので、参考にしてください。
年齢経過や老化が原因の薄毛には、「腎虚」の漢方
薄毛の原因としてもっとも一般的なのは、年齢や老化です。
漢方を使うなら、「腎虚」という漢方の種類が効果的。
年齢や老化は、特に腎(腎臓・泌尿器あたり)の機能を落とします。
そして腎臓の健康状態は、一般的に髪の毛と深くかかわっていると言われます。
つまり「腎虚」によって、腎臓のはたらきを助けるというわけですね。
年齢経過や老化を感じるなら、腎虚の漢方で効果を試しましょう。
脂症がともなう薄毛には、「湿熱」の漢方
また、頭皮が脂っぽくなる脂症も、薄毛の原因です。
頭皮が脂っぽいと、脂が毛穴につまって発毛を阻害します。
また頭皮に雑菌が繁殖しやすくなる、という部分もあるでしょう。
この場合は、余計な脂や熱をおさえる「湿熱」の漢方が効果的だと言われます。
脂症による薄毛が疑われるなら、試してみてもよいでしょう。
髪が細いせいで薄毛なら、「血虚」の漢方
髪の毛が細いせいで、薄毛に見えてしまうケースもあります。
この場合は、「血虚」と呼ばれる漢方がおすすめです。
髪の毛が細くなる原因のひとつとして、血行不良が挙げられます。
血行が悪いと、髪の毛に栄養を運べないわけですね。
しかし「血虚」の漢方なら、薄毛の原因になる血行不良を改善する効果が期待できます。
まとめ:漢方で薄毛治療するよりも、もっと効果的な方法を!
イマイチよくわからない漢方ですが、もちろん体にはとてもよいものです。
そして漢方には、薄毛の原因を改善する側面もあるので、ある程度効果にも期待できるでしょう。
しかし、漢方だけで「薄毛を劇的に改善する」というのは、少しむずかしいでしょう。
漢方にそれほどの効果があるなら、今ごろ薄毛で悩んでいる人はほとんどいないはずです。
もし真剣に薄毛を改善したいなら、もっと本格的な取り組みが必要となるでしょう。
筆者もかつてはそうでしたが、アデランスのようなヘアケアサロンに通って、しっかりとした治療を受けるほうが効果的です。