クロム・セレン・亜鉛…抜け毛を減らせるのは本当?

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こんにちは、タチバナです。

みなさんはクロムやセレン、亜鉛で抜け毛が減らせる、という噂を聞いたことはないでしょうか?

結論から言うと、クロムやセレンは抜け毛対策にならないどころか、むしろ薄毛を進行さえるかも。

亜鉛については用量さえ守れば、髪の毛にはよい、といったところです。

それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。

 

クロムやセレンは抜け毛対策にはならない、むしろ危険な理由

 

クロムとセレンについては、抜け毛対策にはならないどころかむしろハゲの原因になるかもしれません。

まず米国で、これらの成分を多分に含んだサプリメントによる健康被害が報告されています。

東京都福祉保健局が公開したレポートによれば、クロムとセレンによる脱毛の症状が合ったとのことです。

正直なところ、明確に「抜け毛を引き起こした」と報告されるような成分は、今までほぼありません。

そのなかで報告に上がったクロムとセレンは、非常に珍しい「抜け毛成分」です。

アメリカで上記の被害があったのは、サプリメントに入っているこれらの成分が異常な高濃度だったから。もちろん同じように服用すれば、抜け毛が起こるかもしれません。

そもそも日本人の摂る食事はセレンやクロムが十分に含まれています。したがってわざわざサプリメントを使って摂取量を増やすことには何の意味もありません。

 

抜け毛を減らす目的でセレンやクロムを過剰に摂取するのはやめておきましょう。

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亜鉛は抜け毛対策には役立つかもしれない

 

セレンやクロムと違って亜鉛のほうは抜け毛予防に役立つ期待があります。絶対というわけではありませんが、以下のような効果があり得るでしょう。

 

  • ヘアサイクルを整える
  • ケラチンの合成を促進する
  • AGAの進行を遅延させる

 

それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。

 

ヘアサイクルを整える

 

まず亜鉛を摂取すれば、ヘアサイクルが整えられます。

人間の髪の毛には、髪の毛が増える、抜ける時期が交互に訪れるもの。しかし十分な亜鉛がなければ、しっかりと髪の毛が生えてきません。

つまり、ずっと抜け毛の時期が続く可能性があります。

 

しかし亜鉛を摂取することで、ヘアサイクルを正常に保つことが可能です。したがって抜け毛を減らせる期待ができます。

 

ケラチンの合成を促進する

 

亜鉛を摂取すればケラチンの合成を促進することが可能です。これはタンパク質の一種で、わかりやすく言えば髪の毛の原料になります。

ケラチンが不足していると、髪の毛弱く育ってしまい抜け毛の原因となるわけです。

しかし亜鉛を意識的に摂取すれば、髪の毛の原料を確保できる期待があります。

 

AGAの進行を遅延させる

 

亜鉛を摂取すればAGAの進行を遅延させられる可能性があります。そもそもAGAによる抜け毛が起こる理由は、5αリダクターゼという物質が活発に働くこと。

しかし亜鉛はこのはたらきをおさえる効果があると言われています。よって亜鉛を摂取すればAGAの進行を遅延させられるかもしれません。

もし自身に症状を感じたなら、亜鉛の摂取を試してみましょう。

 

まとめ

 

クロムやセレンは、いかにも髪の毛によさそうで、ともすれば「抜け毛が減りそう」だと思わせます。

しかし実際のところ米国で過剰摂取による脱毛が報告されていました。

もちろんクロムやセレンが不要、というわけではありません。しかし日本人は食事からじゅうぶん摂取できているので、これ以上増やさないようにしましょう。

亜鉛のほうが、基本的に髪の毛を強くし、抜け毛を減らす効果があるもの。必要であれば、一度サプリメントなどを試してみるのがよいでしょう。

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