こんにちは、タチバナです!
「毛量が多い人は、将来的にハゲる」といった意見を聞いたことはないでしょうか?
髪の毛が多いならむしろ単純にハゲそうにもないので、こういった意見は少し不思議です。
しかし、ハゲになる原因は意外なところにあったりするので、気になるところではあります。
やはり知らないままで放置するわけにはいきません。
本記事では、毛量が多い人がハゲるかどうか、詳しく解説します。
毛量が多い人は、ハゲるのか?
結論から言えば、毛量が多いからハゲやすい、とは言えません。
「毛量が多いこと」と、「将来的にハゲること」の関係性は、科学的には明らかにされていないからです。
ここはシンプルに「毛量が多いから、将来的に髪の毛は少なくなりにくい」と考えましょう。
要するに毛量が多いなら、ある程度ハゲづらいと予測できるわけです(気休め程度ですが)。
冷静に考えれば、ハゲ(毛量が少ない)と毛量が多いことは、はっきりと矛盾しています。
なぜ「毛量が多いとハゲる」といった誤った情報が出回っているのか、不思議なくらいです。
一方で、「毛量が少ないから、将来的にハゲない」といった予測も誤りと言えます。
要は毛量が少なければ少ないほどハゲる(ように認識できる)からです。
要するに
「多すぎて逆にハゲないんじゃないか?」
「少ないからハゲないのでは」
といった逆張りの考の方は誤りと言えるでしょう。
毛量が多い人は、きちんとケアしよう
というように、毛量が多いからといって、ハゲるとは断定できません。
ただし、極端に毛量が多いのであれば、それ相応のケアが重要です。
毛量が多いのであれば、髪の毛は平均以上に栄養を求めると考えられます。
髪の毛は当然ながら、食べ物を元にしている物質です。
特にタンパク質は重要で、これがなければ髪の毛は健全に生えてきません。
毛量が多いと感じるなら、栄養には少し気を配ったほうがよいはずです。
また、毛量が多い場合は、おそらく同時に「髪の毛が長い」状態でしょう。
髪の毛が長い場合は、シャンプーやコンディショナーも入念におこなう必要があります。
トリートメントやブラッシングも同様ですね。
じゃあ、ハゲる原因って何?
だとしたら、何が原因でハゲるのか、という疑問が湧いてきます。
もう一度、ハゲる原因について考えてみましょう。
医学的には、「8割以上は遺伝が原因でハゲる」と言われています。
具体的には父母双方の祖父の遺伝子が、ハゲるか否かに深くかかわっているわけです。
もし両家の祖父がハゲているのであれば、将来的に薄毛となる可能性は高くなるでしょう。
遺伝とどこまで関係しているかもしれませんが、男性ホルモンもかかわっています。
ジヒドロテストステロンという悪玉の男性ホルモンがあり、これがたくさん発生すれば、ハゲるというわけです。
その他、
- 喫煙
- 飲酒
- 脂質の過剰摂取
- 不清潔
- 間違ったシャンプー
- コーヒーの飲み過ぎ
- 運動不足
- ストレス
といった部分も、原因として考えられます。
ハゲないためにできること
原因が判明したところでえ、どのようにしてハゲることを避けるかという点について考えてみましょう。
まず、遺伝については、残念ながらこればかりはどうしようもありません。
そして、ジヒドロテストステロンの分泌量”だけ”をわかりやすく操作するのも、なかなか難しい部分があります。
しかし、その他の、
- 喫煙
- 飲酒
- 脂質の過剰摂取
- 不清潔
- 間違ったシャンプー
- コーヒーの飲み過ぎ
- 運動不足
- ストレス
あたりについては、いくらでも改善することが可能です。
まず、喫煙しているなら禁煙しましょう。
そして飲酒も、できるだけ控えめにしておきたいところ。
続いて、脂質が高いものやコーヒーも、ほどほどにしておきましょう。
さらに、髪の毛が不清潔にならないように、毎日シャンプーすることが大切。
もちろん、枕や敷布団も常に清潔な状態で保っておきましょう。
運動不足は、運動すれば解消される問題です。
さらに運動することは、ストレスを解消する効果があるとわかっています。
こういったことの積み重ねが、ハゲを遠ざけてくれるのです。
まとめ
冷静になって考えてみれば、毛量が多いからといって、ハゲやすいはずありません。
たしかに毛量が多いことで、シャンプーや手入れが甘くなる部分はあるでしょう。
しかし、毛量が多いこと自体いが、ハゲの要因としては考えられないわけです。
毛量が多い少ないという問題よりも、とにかく「これ以上ハゲない」ことを考える必要があります。
残酷なようですが、遺伝といったどうしようもない要因により、ハゲが進行する部分は否めません。
しかし、日常生活の過ごし方や習慣を変えることで、ハゲになる可能性は多少なりとも下げられます。