こんにちは。
ラウルです。
初めてサロンに通う決心をしたとき、
「予約」をしなければいけないことに、若干面倒というか気後れする感じがしました。
まさか予約の電話なんかして、名前や住所を言って対応した人が知り合いだったりしたら・・・
そんなワケないのに、なんだか変な想像ばかりしてなかなか予約が取れませんでした。
私がおすすめするのは、絶対にネット予約です。
無機質なスマホやPCなら、何も気にせず予約できました。
そもそも予約しなければ行けないのも、最初は不思議だったけど実際に通ってみてよくわかりました。
私がサロンに行くときは、スタッフ以外誰にも出会いません。
特にデリケートなプライバシーにかかわることなので、他人に合わないように配慮してくれているのが良くわかります。
それでもサロンのビルに出入りする時は、人とすれちがうことがあります。
この人もそうかなと、勝手に見当をつけるけど誰とも接触しない予約を考慮されているので、いつも自分の推測の域で終わっています。
何回通っても自分が変に敏感になっていることだけは、間違いないです。
ある日、こんなことがありました。
サロンの施術をを終えて、エレベーターに乗ると私の隣に、少女の手を引いた女性が乗ってきました。
フロアからは、スタッフらしき見送る声が聞こえてきました。
エレベーターの扉が閉まり、静まる空間が数秒。
私はエレベーターの奥に立ち、女性と少女は視線の前にいました。
少女は、小学生の制服を着ていて、うつむき加減。
母親と思われる女性は、スーツを着て身なりがきちんとした人でした。
授業参観の帰りのような装いで、裕福そうな雰囲気です。
静寂の中で目の前の少女の髪がウィッグだと、すぐに気づきました。
とても違和感を感じました。
エレベーターの中なので、会話らしい会話はなく、母親が娘を気遣う空気も見受けられました。
帰り道、電車に揺られながら、あの少女のことが頭に浮かびました。
あの少女がどういう経緯であのビルにたどりついたのかは分かりません。
ウィッグを新調しに来店されたのだろうか。
それから自分の悩みを見つめてみると。。。
病気でもない、少し頑張ってお金を払えれば問題を解決できる自分が恵まれていると思えました。
くよくよ考えることが、余計髪に負担をかける。
だからサロンに通って、前向きに気持ちを切り替えることができる。
私には、サロン通いが合っていると思えたできごとでした。